労働基準監督官採用試験

労働基準監督官は……

5,400 万人の労働者の生命と健康を守り、人間尊重の基本理念に立脚した法定の労働条件を確保することを任務とし、厚生労働本省又は全国各地の労働局、労働基準監 督署に勤務して、労働基準法、労働安全衛生法などに基づいて、工場、事業場などに立ち入り、帳簿・書類の点検、関係者の尋問、機械・器具の構造規格、性能 及び安全装置の検査、作業環境の測定などを行い、これらについて違反があった場合には、機械・器具の使用停止などの緊急措置を命じたり、刑事訴訟法に規定 する司法警察員としての職務を行います。
特に最近は、労働条件の確保・改善、労働災害の防止、職業性疾病の予防を推進する面でも労働基準監督官の活躍が期待されています。

 

受験要項

平成20年度 労働基準監督官採用試験


受験日程

受付期間 4月1日(火)~4月14日(月)
試験日    
第1次試験   6月15日(日)

合格発表日

  7月8日(火)
第2次試験   7月29日(火)・7月30日(水)

合格発表日

  8月29日(金)


拡大文字による試験等

視覚障害の程度によって、拡大文字による試験、解答時間の延長等の措置が講じられる場合があります。


国家公務員採用試験を受けられない者 

 (1)日本の国籍を有しない者

 (2)国家公務員法第38条の規定により国家公務員となることができない者

成年被後見人、被保佐人(準禁治産者を含む)
禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまでの者又はその刑の執行猶予の期間中の者その他その執行を受けることがなくなるまでの者
一般職の国家公務員として懲戒免職の処分を受け、その処分の日から2年を経過しない者
日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに加入した者
外国の国籍を有する者は,外務公務員になることができません。


受験資格

昭和54年4月2日~昭和62年4月1日生まれの者
昭和62年4月2日以降生まれの者で次に掲げるもの
  (ア) 大学を卒業した者及び平成21年3月までに大学を卒業する見込みの者
(イ) 人事院が(ア)に掲げる者と同等の資格があると認める者


試験種目・受験方法

第1次試験
試験種目 解答時間 労働基準監督A 労働基準監督B
教養試験
(多枝選択式)
3時間
公務員として必要な一般的な知識及び知能についての筆記試験
出題数は55題
(必須) 25題(時事[3]、文章理解[8]、判断・数的推理[10]、資料解釈[4])
(選択) 30題(自然、人文、社会各[10])から20題
専門試験
(多枝選択式)
2時間30分 出題数は50題
(必須)次の12題
労働法[7]、労働事情(就業構造、労働需給、労働時間・賃金、労使関係)[5]
(選択)次の38題から30題
憲法、行政法、民法、刑法[16]、経済学、労働経済・社会保障、社会学[22]
についての筆記試験
出題数は48題
(必須) 次の8題
労働事情(就業構造、労働需給、労働時間・賃金、労使関係、労働安全衛生)[8]
(選択) 次の40題から32題
工学に関する基礎(工学系に共通な基礎としての数学、物理、化学)[40]
についての筆記試験
専門試験
(記述式)
2時間 労働法、労働事情(就業構造、労働需給、労働時間・賃金、労使関係)から各1題 工学に関する専門基礎(機械系、電気系、土木系、建築系、衛生・環境系、応用化学系、応用数学系、応用物理系等の工学系の専門工学に関する専門基礎分野)から3~5題出題し、うち1題選択、工業事情1題
第2次試験
  人物試験   人柄、対人的能力などについての個別面接
身体検査   主として胸部疾患(胸部エックス線撮影を含む)、血圧、尿、その他一般内科系検査
身体測定   視力、聴力についての測定
(注)
1
 
 [ ]内の数字は出題予定数であり、「憲法、行政法、民法、刑法[16]」とは、憲法、行政法、民法及び刑法の出題分野から16題出題する予定であることを示します。
 
2

 

 第1次試験合格者は、「教養試験」と「専門試験(多枝選択式)」の
成績を総合して決定しています。
 「専門試験(記述式)」は、第1次試験合格者を対象に評定した上で、
最終合格者決定に当たり、他の試験種目の成績と総合します。
 
3
 合格者の決定方法の詳細については、人事院ホームページをご覧ください。


試験区分・採用予定

試験の区分 採用予定数
労働基準監督A (法文系)
労働基準監督B (理工系)
約75名
約25名

採用予定数は、平成19年末現在のものであり、変動する場合もあります。)  


試験地

-第1次試験-

札幌市、 仙台市、 秋田市、 東京都、 新潟市、 名古屋市、金沢市、 大阪市、 松江市、 広島市、 高松市、 松山市、

福岡市、 熊本市、 鹿児島市、 那覇市

-第2次試験ー

札幌市、 仙台市、 東京都、 名古屋市、 大阪市、 広島市、高松市、 福岡市、 熊本市、 那覇市


給 与 

199,115円 (平成19年度現在)

(注) 東京都特別区内に勤務する場合の例です。
このほか次のような諸手当が支給されます。
扶養手当……扶養親族のある者に、配偶者月額13,000円等
住居手当……借家(賃貸のアパート等)に住んでいる者等に、月額最高27,000円
通勤手当……交通機関を利用している者等に、1箇月当たり最高55,000円
期末手当・勤勉手当(いわゆるボーナス)…1年間に俸給などの約4.5月分


勤務時間・休暇 

勤務時間は1日8時間、原則として土・日曜日及び祝日等の休日は休みです。

休暇には、年20日の年次休暇(4月1日採用の場合、採用の年は15日。残日数は20日を限度として翌年に繰越し)のほか、病気休暇、特別休暇(夏季・結婚・出産・忌引・ボランティア等)、介護休暇があります。

区分別実施結果

平成17~19年度 区分別実施結果


平成19年度の実施結果

試験の区分 申込者数/人 合格者数/人
労働基準監督A

2,473(  806)

 75(  17)

労働基準監督B

647(   76)

 56(   6)

合計

3,120(  882)

131(  23)

○( )内は女性数で内数です。


平成18年度の実施結果

試験の区分 申込者数/人 合格者数/人
労働基準監督A

3,686(1,162)

86(  23)

労働基準監督B

950(  133)

41(   3)

合計

4,636(1,295)

127(  26)

○( )内は女性数で内数です。


平成17年度の実施結果

試験の区分 申込者数/人 合格者数/人
労働基準監督A

4,769(1,412)

95(   26)

労働基準監督B

1,214(  159)

49(    9)

合計

5,983(1,571)

144(   35)

○( )内は女性数で内数です。

第1次試験合格者の平均点

平成19年度 労働基準監督官採用試験 第1次試験の平均点等

試験の区分 教養試験 専門試験(多枝選択式)
満 点 基準点 平均点 標準偏差 満 点 基準点 平均点 標準偏差
労働基準監督A
45
16
22.267
6.299
42
15
18.889
7.165
労働基準監督B
40
14
17.485
6.027

(注1)基準点とは、各試験種目において、最低限必要な粗点を個別に定めたものです。

基準点に達しない試験種目が一つでも存在する受験者は、他の試験種目の成績にかかわらず不合格となります。

(注2)教養試験の標準点は、全受験者の平均点及び標準偏差を用いて計算します。